■恒例の餅つき(杵とうす使用)■
年末恒例の餅つきをしました。昔ながらの杵とうすを使用した餅つきです。日本古来の風物詩です。でも、今時、餅つきをするのかと思われる方も多いでしょう。餅は、お店で買う物になりつつあります。おせち料理も同じですね。どちらも、買った方が安いから、仕方ありません…。でも、子供達に、餅つきをさせたり、つき上がった餅を鏡餅用に丸めさせたり、いろいろ体験させた。杵が重いやら、手に粉が付く、餅がつく等の文句を言いながら、子供達は喜んで作業をしていた。来年も餅つきをするのかと聞いたら、来年はもっと上手に作るという意気込みでした。
最近の若者は、旅行自体をしなくなりつつあるそうです。なぜなら、インターネットの普及で、いつでも海外旅行の観光地の映像を見たりできるようになった事も原因のひとつです。つまり、映像を見ただけで、そこに行った気分になれるからでしょう。でも、これはその気になっただけで、何も体験できていないです。実際に、海外に行くとなると、結構わずらわしい事が多いです。パスポートは期限まで十分あるのか、事前に準備する物は整っているのか、観光地先に着けば、英語でのやり取りがあり、事が思うように進まない。この体験で、失敗をする事もあるでしょう。でも、この失敗がその人の将来に、成功をもたらすのでしょう。なぜならば、人間は成功した事よりも、失敗から学ぶ事の方が多いからです。失敗や恥をかくのは、格好悪いかもしれません。特に、彼女彼氏が同伴の場合は、おのずとハードルが高くなりますし…。でも、その失敗の先に、成功がいます。
自分の子供達の環境を見ても、子供に失敗させないように、プログラムを組まれているケースが多いです。本当に、このやり方で正しいのか、疑問に感じます。失敗を経験せずに大人になると、ささいな失敗が、トラウマになり、再起不能に陥りやすい。だから、子供達にはどんどん失敗し、恥をかいてもらいたい。それをバネにして欲しい。
来年の餅つきは、今日よりもきっと上手にできる。だって、今日の餅つきは去年よりも上手に作業をこなしていたから。少し、失敗もあったけど…。行動した上での失敗は成功に、近づく一歩である。行動しない事は失敗しないが、成功にもつながらない。
★アメリカのプロバスケットプレーヤーのマイケル・ジョーダンの名言
『俺は、何度も何度も失敗をした。打ちのめされてきた。だから、こんなに成功できたんだ。』
深い言葉です。
自分もこの言葉を言えるほど、失敗して、最後には成功を手中に収めたい。
今回はここまで!