■成功と失敗の法則■
『成功』と『失敗』の法則は、京セラの名誉会長の稲盛和夫著。
稲盛和夫さんは、ファインセラミックスの技術で多大な業績を上げ、京セラという巨大企業の経営者としても成功を収められています。非常に尊敬しています。
本当に成功し、成功を継続できる方の話です。彼のように、実体験から話をされると真実味があります。いわゆる、ただの自己啓発本とは、中身が違う。自己啓発本の中にも書いてある内容もあります。しかし、彼が実体験した事だから、彼というフィルターを通っています。その分、内容に重みがあります。
この本のなかに、経営者のあるべき姿が描かれています。本当に、その通りだと思う点が多かった。最近話題の労働者切りをしている企業経営者に読んでもらいたい。あなた(経営者)がしている事が、間違っている。
京セラは、こんな不況化でも、人員削減をしていないようです。労働者切りをする経営者は、まずご自分が経営から去りなさいとの事です。そんな経営者のもとでは、従業員のモチベーションも上がらず、転落するだけだ。経営危機になったのは、従業員の責任では無い。経営者が不慮な状況に対応できるように、平穏時に危機意識を持っていなかったからです。全ての責任は経営者にあります。経営者の給与が、一般の方より4倍以上ある理由は、何故でしょう?その分、責任ある対応を求めているからです。株主も、従業員も、顧客も…経営者の行動を監視していますよ。
★人生の目的は、どこにあるのか…忘れがちなことですが、再認識しました。物質的に、手に入れた物は、死ぬ時に、持って行けない。持っていけるのは…(本を読んでください)。
まさに、そうですね。
今回はここまで!