■三浦しをん著『風が強く吹いている』■

レバレッジ効果

2009年10月22日 00:12

青春小説の王道。
読み進めていく内に、止まらなくなります。約500ページ超えの作品です。
男子に読んでもらいたい作品。
読後、走りたくなります。単純な私は、それ以来、ジョギングを欠かせません。

内容は、…。
『目指せ、箱根駅伝!』
をキャッチフレーズに10人の男子大学生が奮闘する物語。恋愛の話が、ほとんど無い作品。

『箱根駅伝を走りたい』主人公の灰二(大学4年生)の想いが、天才ランナー走(1年生)と出会って動き出す。この2人の出会いが、笑える。

「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、繰り広げる展開。また、この十人(住人)も笑えるメンツです。

長距離を走ることに夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」。

来年1月2日の箱根駅伝も楽しみです。

こんな言葉が出てきます。『どうせ死ぬんだから、生きるのをやめるのか?お前』

原文とは、ちょっと、違うけど。

今日はここまで!

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