2009年01月18日

■自動車産業の景気回復について■

 日本国内の自動車産業が、不景気で関連会社に大きなダメージを与えています。各方面から、いつ回復するのかと多くの方が不安でいます。しかし、近い将来(2009年末頃)には回復するでしょう。今回の不況はアメリカの金融不安から発生したものです。よって、アメリカの問題が解消し、アメリカの庶民がローンを組める状態になるまでの辛抱です。1月20日からアメリカ大統領が、オバマに代わります。オバマがブッシュ政権での負の遺産を解消させます。手っ取り早いのが、イラクからの撤退です。この戦争にかかる経費がゼロになり、金融不安を立て直す方にまわります。ビッグスリ-に公的資金を投入せず、3社の再編で片を付けることになるでしょう。 アメリカは日本ほど公共交通機関が発達していません。市民の移動手段として、車が必ず必要です。また、車は消耗品です。壊れるまで乗るという考えでも、1,2年先には世界中で何百万台も需要があります。それほど、自動車産業の景気は心配は無いでしょう。

 しかし、日本国内で車の需要は、これから先も右肩下がりでしょう。基本的に、若者が車を必要としていない。また、収入も少な過ぎ、車にお金をまわせない。

 車は、日本以外の国で生産が増えるでしょう。輸出も伸びるでしょう。よって、今後は工場を海外に移管させ、ますます日本での需要は落ちます。そして、日本の工場で働く人も必要なくなる。

 今は派遣切りだけですが、正社員にも魔の手は確実に伸びるでしょう。第2のショックが近い将来にあるのではないかと…危惧します。○○○自動車のトップが代わるのは、業績回復をさせたという実績を手柄にさせようという魂胆にしか見えない。そして、カリスマ性を高め、下層から賞賛を浴びようとしているのか?

★自動車産業は回復で、日本国も潤うが、日本の庶民がどうなるか…不安な状況は長くなりそう。

今回はここまで!



Posted by レバレッジ効果 at 23:24 | Comments(1)
この記事へのコメント
少子化とクルマ離れの中、日本企業は中国やインドなどの新興国をもはや「国内市場」ととらえ、ビジネスをしていかなければ存続などできないのだろうと思う。
Posted by どんぐり at 2009年01月19日 09:34
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■自動車産業の景気回復について■
    コメント(1)